「また人の顔色を伺ってしまった」
「SNSのいいねが気になって仕方ない」
「褒められないと不安になる。こんな自分が嫌い」
承認欲求が強い自分を責めて、さらに疲れてしまう。承認欲求が強いこと自体は悪いわけではありません。問題は欲求に振り回されて自分らしさを見失う点にあり、手放し方を知れば少しずつ楽になれます。
リライフくん他人の目より自分の気持ちを大切にする毎日を、一緒に目指しましょう。
本記事では、承認欲求の強さに悩んでいた筆者が実際に試して効果があった手放し方を紹介します。
- 承認欲求が強い状態の理解
- 強くなる原因と自分を嫌いになる理由
- 3つの感情の手放し方
- 上手に付き合う考え方とよくある質問
他人の目を気にして疲れ果てているあなたが、少しでも楽になるヒントが見つかれば幸いです。
承認欲求が強いとはどういう状態か

承認欲求とは、他者から認められたい、価値ある存在だと思われたいという欲求です。心理学者マズローの欲求階層説でも、承認欲求は人間の基本的な欲求の一つとされています。
1.承認欲求の本質を理解する
承認欲求を持つのは自然です。問題は、その欲求が強すぎて日常生活に支障をきたしたり、自分の本当の気持ちを押し殺してしまったりする状態です。
承認欲求が強い人は、他人の評価が自分の価値を決めると信じ込んでいる傾向があります。
リライフくんまずは承認欲求があるのは自然だと受け止めるところから始めましょう。
2.承認欲求が強い人の典型的な行動パターン
承認欲求が強い人には、以下のように共通した行動パターンがあります。
- SNSに投稿したら何度も反応をチェックする
- 会議で自分の意見を言えずに周りに合わせてしまう
- 褒められるまで不安で仕方ない
他人からの批判や否定的な言葉に過剰に反応してしまい、何日も引きずってしまうこともあります。嫌われたくない思いが強すぎて本音を言えずストレスを溜め込むと、精神的に疲弊し自己嫌悪に陥る悪循環です。
リライフくん自分の傾向に気づくだけでも、後々楽になります。
なぜ承認欲求が強くなるのか 原因を探る

承認欲求が強くなる背景には、幼少期の環境と現代のSNS環境が関わっています。
1.幼少期の環境が与える影響
条件付きの愛情で育てられた経験がある人、つまり良い子でいるときだけ褒められた、成績が良いときだけ認められたという環境で育った人は、承認欲求が強くなりやすい傾向があります。親の期待に応えることで愛情を得てきた経験は、大人になっても他人の期待に応えなければ価値がないという思考パターンを作ってしまうのです。
兄弟姉妹と比較されて育った経験や、親からの愛情が不足していたと感じる経験も、承認欲求を強める要因です。
リライフくん原因を責めず、今の自分にできる手放し方に目を向けましょう。
2.現代社会とSNSの影響
SNSの普及により、承認欲求が可視化され、以下のような環境が生まれました。
- 投稿した内容への反応が気になる
- 通知の度に何度もスマートフォンをチェックしてしまう
- 他人の充実した投稿を見て落ち込んでしまう
いいねやフォロワー数という形で承認が数値化され、他人との比較が容易になり、承認欲求が刺激されやすくなっています。学歴や年収、役職など外的な基準で評価される機会が多い現代では、自己価値を外側に求めがちになります。
リライフくんSNSの使い方や見る時間を少し変えるだけでも負担が減る場合があります。
承認欲求が強い自分を嫌いになってしまう理由

また人の顔色を伺ってしまったと気づいたとき、多くの人は自分を責めます。この自己否定が、問題を深刻化させる要因になります。
1.自己嫌悪のメカニズム
承認欲求が強いのを弱さやダメなことと捉えてしまうと、自己嫌悪に陥ります。自己肯定感が下がるとさらに他人からの承認を求めるようになり、負のスパイラルに入ってしまいます。
自分を嫌いになればなるほど、他人の評価で自分の価値を補おうとする。これが承認欲求をさらに強めてしまう悪循環です。
自分を責めれば責めるほど承認欲求が強まるため、責めるのをやめる工夫が有効です。
リライフくんまずは自分を責めないで済む方法から試してみてください。
2.「本当の自分」と「演じている自分」のギャップ
承認欲求が強い人は、他人に認められるために自分を演じるのが習慣になっています。
本当は違う意見があるのに同調する、本当は嫌なのに引き受けてしまう、本当の自分を隠していい人を演じる。こうした行動を繰り返すうちに、これは本当の自分じゃないという違和感が生まれます。
この違和感が自己不信を招き、偽りの自分で認められても意味がないという思いと、本当の自分では認められないという恐怖の間で葛藤しやすくなります。
リライフくん演じる量を少しずつ減らす小さな一歩からで大丈夫です。
【実践①】自分の感情を言語化する習慣

僕が最初に実践したのは、毎日5分間、自分の感情を書き出す習慣です。
1.感情日記をつけるところから始める
- 今日、上司の顔色を伺ってしまった
- SNSのいいねが少なくて落ち込んだ
- 自分には価値がないと感じた
上記のように、具体的な出来事と感情をセットでノートやスマホメモに記録するのがおすすめです。
感情を書き出す習慣を続けると、自分の感情パターンが見えてきて客観視しやすくなります。月曜日は特に承認欲求が強くなる、特定の人の前だと演じてしまうなど、傾向がつかめてきます。
リライフくん最初は5分でよいので、毎日続けると変化を実感しやすくなります。
2.感情に「良い・悪い」のジャッジをしない
感情日記をつける際に押さえたいのは、感情にジャッジを加えない点です。承認欲求を感じた自分はダメだと否定するのではなく、今、私は承認欲求を感じていると事実として受け止めます。
感情は天気のようなものです。晴れの日も雨の日もある。どちらも自然な現象であり、良し悪しはありません。承認欲求を感じるのも、怒りや悲しみを感じるのも、人間として自然です。
ジャッジしない観察を続けると自己受容が深まり、自分を責めるエネルギーが減り、建設的な行動を取る余裕が生まれます。
リライフくん良い・悪いをつけず、ただ観察するだけで効果があります。
【実践②】小さな自己承認を積み重ねる

承認欲求が強い人の多くは、自分で自分を認められていません。常に他人の評価を基準にしているため、自己評価の軸が外側にあります。
1.他人の承認の前に自分が「自分」を認める
僕が次に取り組んだのは、毎日寝る前に今日の自分を3つ褒める習慣でした。
最初は褒めるようなことなんてないと思いましたが、どんなに小さなことでもかまわないことにしたのです。例えば、「朝、時間通りに起きられた」「苦手な電話をかけた、野菜を食べた」など当たり前だと思っていることにも目を向けます。
リライフくん他人から見て価値があるかどうかではなく、自分が自分の行動を認めるのがポイントです。
自己承認の習慣を続けると、自分で自分を認める力が育ちやすくなります。
2.他人の評価に依存しない自己価値の構築
自己承認を続けていくと、自分の価値が他人の評価とは別のところにあることに気づき始めます。「いいねが少なかったけれど、私は私の投稿が良いと思う」「上司に褒められなかったけれど、私は頑張った」というように、自分の基準を持てるようになります。
自己承認を積み重ねると、他人からの承認はあったら嬉しいおまけの位置づけになり、なくても自分の価値は揺らがないという感覚が育ちます。
リライフくん自分の基準を少しずつ持つと、他人の評価に振り回されにくくなります。
【実践③】あえて「認められない選択」をしてみる

3つの中で最も勇気が必要な方法ですが、効果も大きかったです。あえて他人に認められない可能性がある行動を、小さく試してみます。
1.安全な環境で小さな挑戦をする
- いつも全員に同調していた会議で自分の意見を一つだけ言ってみる
- SNSでいいねを期待せずに本当に伝えたいことを投稿してみる
- 誘いを断ってみる
こうした小さな挑戦から始めます。いきなり大きなことをするのではなく、失敗しても大丈夫な範囲で試すのがポイントです。親しい友人との会話で本音を少し言ってみる、というレベルから始めても十分です。
安全な場で小さく試すと、認められなくても大丈夫という体験が積みやすくなります。
リライフくん無理のない範囲で、1つだけ試してみてください。
2.「認められなくても大丈夫」という体験を積む
小さな挑戦を続けていると、思ったほど他人は自分のことを気にしていない、自分の意見を言っても嫌われない、誘いを断っても関係が壊れないことが多いと気づきます。
たとえ認められなかったとしても、自分は生きていける。世界は終わらない。この体験を積むことで、承認欲求への執着が徐々に弱まっていきます。
段階的に少しずつ慣らしていくと、その状況への不安が和らぐことが知られています。
リライフくん認められなくても大丈夫だったという体験を、少しずつ増やしていきましょう。
承認欲求と上手に付き合っていくために

承認欲求を完全になくさなければと思った方もいるかもしれません。しかし、承認欲求をゼロにする必要はありませんし、現実的でもありません。
1.承認欲求をゼロにする必要はない
承認欲求は人間の自然な欲求であり、適度な承認欲求は社会生活を営むうえで役立ちます。問題は、承認欲求に支配されて自分を見失うことです。目指すのは、承認欲求を持っているけれど振り回されない状態です。
他人からの承認を喜びつつも、それがなくても自分は大丈夫だと思える感覚を、少しずつ育てていきましょう。持っているけれど振り回されないを目標にすると、無理がありません。
リライフくん完璧を目指さず、少し楽になったを積み重ねてください。
よくある質問

承認欲求と手放し方・付き合い方についてよくある疑問をまとめました。つらいときは心療内科やカウンセリングも選択肢です。
まとめ|承認欲求を手放して自分を好きになる一歩を

承認欲求が強い自分を直したいなら、責めずに手放し方を試すところから始めましょう。
リライフくん今日からできる小さな一歩を、無理のない範囲で続けてください。
今回のポイントは以下のとおりです。
- 承認欲求があるのは自然。振り回されない状態を目指す
- 感情日記とジャッジしない観察で自分を客観視する
- 毎日の自己承認と、認められない選択の小さな挑戦を続ける
他人の目を気にして疲れていたあなたが、自分を少しずつ認められ、楽になっていく一歩になれば幸いです。

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